激変する医学の世界で,知識を更新し,最新の情報を臨床に活かせていますか
毎日の臨床業務に追われる中,後輩医師の指導・評価を適切に行い,ロールモデルになれていますか
医師免許が生涯免許である日本では育たなかった「医学教育のノウハウ」が,アメリカにはきっとあります
アメリカでは,どんな理念の下に教育システムを構築し,何を,誰が,どう教え,学び,評価しているのか
アメリカ医学教育の専門家が医学教育の最前線を徹底講義
効率的に学び,効果的に教えるヒントがここにあります!
丸善出版HPより
こんな読者におすすめ
・アメリカにおける医学教育の全体像を掴みたい
・医学教育の歴史を知りたい
米国で働く日本人医療従事者たちによるブログ「あめいろぐ」監修の書籍
米国の医学部および病院における医学教育についての情報はもちろんのこと
医学教育の歴史やいかに高いレベルの教育水準が維持されているかなど、まさに米国における医学教育についての情報が網羅されています
米国における海外医師の需要や問題点(特にカリブ海諸国における医学部の問題など)
更に日本でも話題になった、ECFMGによる医学部の認証評価制度の詳細な経緯などは初耳でした
特に医学教育の質の担保のためのシステムの綿密さを思うに
いかに米国で医学教育の重要性が認知されているか、ここに本邦との大きな隔たりがあるように思います
「診療」と「教育」の両方を高い水準で維持するには、
役割・環境・時間・やりがいが大事!
特に教育機関でもある大学病院における業務の過密さや報酬を考えるに
教育が蔑ろにされてしまうことはある程度仕方のないことなのだろうと思ってしまいます
本書は全体像がメインであり、より実践的な米国における教育方法については
「病棟教育学論」がおすすめです
最後に、経験重視の現場において
指導医としてともすると忘れがちな点を思い返させてくれる一文を引用させて頂きます
「適切な環境で、適切な指導医の元、適切に管理された研修」を受けないと、
ただ単に経験を積んだだけの素人(experienced non-expert)で終わってしまう危険性があります。
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